大家たち 「このビルは地味なので、思い切った色にしてみようかと。」
店子A   「それがなんでオレンジ?」
大家たち 「インパクトがあり、
温かみもあるということで」
店子一同 「????」
店子B   「というより、なんで事前に説明ないの?」
大家たち 「誠に、不徳の至りでございまして・・・」
店子B   「で、塗りなおすの?」
大家たち 「時間もお金もないので、このままで」
店子C   「えっ。このまま?!頭おかしくなりそう」
大家たち 「いい色だと思うんですがねー」
店子A   「もう私、このビル出るっ!」
大家たち 「皆さんのお気持ちはわかりました。」

その後、何の連絡も無く、別の色が部分的に塗り重ねられている。
慣れ親しんだ仕事場がある日突如、強烈なオレンジ色に塗込められたら・・・
これはビルの店子にとってテロといってもいい。
いや街並みへのテロだ。
いやいやいや、そんなヌルイ話しではない。
「毎日の商売」にかかわる話しです。
N.F